
草木も芽吹く弥生三月。
3月は外を歩くと梅や桃などの花を次第に見かける機会も増え、月末には桜も開花を迎える時期になるので心踊る季節です。心から春が嬉しく思える、いい季節ですよね。
でも反面、長かった厳冬から一気に暖かい季節へと寒暖差が激しい時期でもありますから、春めいてくる季節のやさしい感じとは裏腹に、皆様の体は気温の激しい変化に順応するために交感神経が優位になります。その状況がしばらく続くと体内ではエネルギー消費が激しくなり、とても疲れやすくなります。
また、寒暖差に加え、気圧も安定しない事もあり、天候が移ろいやすい時期でもあります。一日の内での気温の変動(寒暖差)と日々の気圧の上下の変化が内耳に影響してしまい、それが脳へ伝わることで、また交感神経を刺激してしまうのです。

まだ寒い日は残ります。
3月は進学、就職、転勤など環境が変わる方も多い時期ですし、不慣れな環境でのストレスまでもが加味してしまい、頭痛、めまい、疲労感、胃腸の不調、肩こり、抑うつなど、多様な症状に悩み始める方が多く出てしまうのが、この時期の特徴なんです。
そこで3月に意識していただきたい事として、以下の3点があります。
①睡眠
②食事
③運動
この3つを大切にできるだけ嬉しい気持ちで春を過ごしていただければと願います。
待ちに待った春こそ、ウォーキングを。

厳しい寒さがだいぶ和らぎ、外を歩いても冷たいほどの寒さの峠は越し、でも暑いほどでもないこの季節に、花粉などに気をつけつつ、ウォーキングをたのしまれてみてはいかがでしょうか。目に映るものは彩りも美しくなってきますし、心が穏やかでいられるような心地いいウォーキングの時間をようやくたのしめると思います。その際、私からいくつかウォーキングのポイントをお話をさせてくださいね。
春こそウォーキングが良いとする理由

ウォーキングは、酸素を消費しつつ、糖質と脂質をエネルギーとして使用する『有酸素運動』です。ウォーキングは気温が低いほど代謝が上がります。詳しくいうと、午前や日中の散歩は代謝が上がりやすいので体に良く、夜の散歩はリラックス効果が高いために、心に良いといわれます。
ウォーキングとお食事の関連
ウォーキングの2時間以上前やウォーキング後の食事は普段通りにお食事をしていただいて大丈夫ですが、ウォーキングの1〜2時間前のお食事については、少し気を払われた方が安心です。これは春の季節に限ったものではなく、通年でお考えいただく方が良いです。
食後の特に2時間ほどは、体内では食べた物の消化と吸収を活発に行っているため、食事の内容によっては体の負担が大きい事も考えられます。できれば、ウォーキング前は、脂質を抑えた食事を意識されると良いでしょう。また直前に何か食べておきたいという時は、バナナやジュースなどのような、すぐにエネルギーとして活躍する糖質を補えて、体の負担になりにくいものを摂ってください。
また、水分の補給は、ウォーキング前もウォーキング中もウォーキング後も、適宜で摂るようにしてください。

朝早い内からのウォーキング

朝早い時間帯などは、まだ人通りも少なく、車の往来も日中に比べて極端に少ないため、ウォーキングに集中できる良い時間帯でもあります。明け方などは外に出てもまだ静かで、日差しも強くなく、とても落ち着けます。ただ、起きてから何も飲まずに歩くと血液がドロドロになりやすく、注意が必要です。体内での負担も大きく、長く続けると心臓や脳の疾患にもつながる可能性が高く、危険ですので避けてくださいね。
これらのポイントを押さえておけば、あとは楽しくウォーキングに取り組んでくださって大丈夫です。楽しく嬉しい“春”の季節を、皆様、どうぞ健康でお過ごしくださいませ。

この記事の作者
そら鍼灸整骨サロン院長 山田智子
そら鍼灸整骨サロンでは、複数の国家資格を有する女性院長がすべてのお客様に施術を行います。東洋医学や中医学、西洋医学や生理学を基に総合的な判断でお客様を診察し、今ある身体・心の不調を根本から良い状態へと導きます。